についてですか?

そうですね……話し出すと止まりませんけど、

とにかく美人ですよ。

何をしてても様になりますし、惚れ惚れしますよね。



でも何より可愛いのは……

























の彼女を紹介します。




















さっきからずっと本を読んでいる

一緒にいるのに本に夢中で、嫉妬してしまう。

何か喋りたくて、

「その本、なんの本ですか?」とか、

「面白いんですか?」とか、

とりあえず振ってはみるものの、

は簡潔に答えてくれるだけで、会話は成り立たない。



顔さえあげてくれない。












、本と僕、どっちが好きなんですか」












はその言葉にやっと顔をあげた。

僕はわざとふてくされたような顔をして、目を逸らす。

もちろん、横目での表情を見ながら。


は慌てて、「ごめん」と謝ってくれる。







「ちょっと熱中しちゃって……」





「……僕と本、どっちが好きですか」







ここで「もちろんアレンだよ」なんて言うほど、

は積極的じゃない。

未だにキスするときは恥ずかしがるし。

例に漏れず、は真っ赤になって「わかってるでしょ!」と。

もちろん判ってるけど、


ここはあえて、の口から答えが聞きたいんです。









「……僕、淋しかったんですよ。

一緒にいるのに、はずーっと本読んでて。

話し掛けてもマトモに返事してもらえないし」





「ご、ごめんねっ。

熱中するとなかなか他に手が回らなくて……」












「……ねぇ、どっちが好きですか?」












わざと甘えた顔をする。

眉毛は下げ気味に、あえて強要する色は薄く。

知ってるんですよ、

子犬みたいな目で見たらなんでも言う事聞いちゃうんだって。









「……もちろん、アレン、だよ」








低く、小さく呟いた

顔は真っ赤で、俯き気味で、目は逸らして。

あんまりにも可愛くて、僕はぎゅっと抱きついて、


「僕もですっ」と頬にキスをした。




それでまた真っ赤になる。











僕の彼女は美人だし、もう超かわいいですよ。

欠点も含めて大好きです。

でも、何より可愛いのは、

恥ずかしくても僕のことを好きだって言ってくれる、



その瞬間の顔ですv








END

遥音様の書く白アレンはもう本当に可愛いです。
で、白アレンが素敵なサイトに白アレンを献上しても
恥ずかしいだけなので、黒アレンで。

黒いっていうか軽いサドですよね……。



相互ありがとうございました!

+ Little Berry Crime +
+ Little Berry Crime + 椎名絢


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椎名様より相互記念で頂いちゃいました!

あぁ・・・素敵・・・。素敵すぎる・・・。

素敵な黒アレンありがとうございました!