運命の日がやってきましたよ〜。
08.テスト当日 (アレン視点)
やってきてしまいました。
只今の時刻、午前11時です。
テスト開始が12時。
気が重いな〜・・・。
テストって何するんでしょう?
昨日、コムイさんに言われたとおり鍛錬はしっかりとしました。
鍛錬って事は戦闘テストなのかな・・・
コンコン
僕の部屋の扉がノックされた。
誰だろうと思い、扉を開ける。
「・・・はい。」
「やぁ」
扉の前に居たのはコムイさんでした。
「こんにちは、コムイさん」
「こんにちは〜」
「・・・何か用ですか?」
「試験会場に行くように伝言しにきたんだよ。」
「えっ。まだ30分あるじゃないですか!?」
「いや〜、あっちで色々と説明があったりするんだよね〜」
「・・・そうですか」
ニコニコと話しているコムイさんを見ると楽しんでるようにしか見えません。
しかも笑みが黒いです。
コーヒーと同じくらい黒いです!!
黒いコムイさんに逆らえるわけがなく試験会場へと向かう。
試験はきっと広いところでやるんだろうな〜という僕の予測をバッサリと切り捨てられた。
だって、着いた先は普通の廊下。
天井だってそんなに高くないし、幅もそこまで広くない。
しかも、普通に団員が通っている。小走りで。
「・・・ひとついいですか?」
「なんだい?」
「ここでやるんですか?」
「うん」
やっぱりここなんですか。
あ、リナリー発見。
「アレンくん。こんにちは」
にっこりと笑って言うリナリーは本当に可愛いです。癒されます。
「こんにちは」
「それで、早速 本題なんだけど・・・試験を受けるっていうのは兄さん達から聴いてるよね?」
「はい。」
「それで試験内容はある人と戦ってもらいます。10分間。」
「はい・・・・・・・・はぁ!?」
「どうかした?アレンくん」
「今、戦うって言いました・・・か?」
「うん。言ったよ。でね、戦う相手なんだけど・・・」
普通に今、僕の言葉 流しましたよね!?
リナリーはそれから持っているボードに書いてある事を読み続けた。
内容をまとめるとこういう事らしい・・・
僕がある人と10分間戦う
それだけ。戦うって事は10分間の間に相手を倒せばいいんですよね?
ある人は試験が始まるまで教えられないとのこと。
誰なんだろう・・・。戦いたく、ないな
「皆さーん。こんにちは〜」
のん気な声でその場に現れたのはだった。
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乱文ですね。
リナリーは個人的にスキです♪