いやさ、やっぱ格好良いお兄さんっつたら豪邸じゃん?
それに紫呉さん和服だったし・・・。
イメージ創りすぎてんのか、俺。
でもでもでもっ!皆もそう思うだろ!?
え・・・思わない?いや思うだろ!絶対思うって!思わなきゃ可笑しいって!!
・・・なんで皆 遠のいてくんだよ!引いてんの!?マジで!?引かないでくれt<煩いので強制終了>
03.初めまして
「・・・」
「・・・」
続く沈黙。
最初に口を開いたのは夾だった。
「紫呉。誰だよ」
夾がを指差しながら紫呉に訊いた。
座っていたが立ち上がって夾の肩をポンと叩きながら言う。
「おいおいおいおいおい。人を指差しちゃいけませんって先生に習わなかったのか!?」
「この子は くん。今日からこの家に住むことになったから。」
おいって言い過ぎ。
紫呉に無視されてるし。
おっと、紫呉に無視された事でダメージ大だったらしい!
紫呉の後ろで落ち込んでいる。
「何!?聴いてねぇぞ!!」
「さっき言ってただろ。お前はまともに人の話も聴けないのか、ば・か・ね・こ」
由希が透の隣で夾を馬鹿にして言った。
そういえば、この前もバカ猫って言ってなかったけ?
そんなに好きなのかい?バカ猫って言葉。
「何だとクソ鼠!もう一回言ってみろ!!」
「バカ猫って言ったんだよ。耳も遠いのか?バカ猫。」
由希と夾の間に火花が飛び散る。
近くに居る透はニコニコしながら二人を見守っていた。
少し困った顔をしている気もするが・・・気にしナーイ
「・・・透、止めなくていいのか?」
「はい!喧嘩をするって事はお互いをわかろうとしてる証拠なのです!」
が訊くと透は笑って答えた。
あ、 やっと復活したんだね。
君にしては長かったね。
「(ちくしょう!可愛すぎるぜ、透!!)」
・・・が何を考えてるのが知りたくないです!
絶対、よからぬ事を考えてるもん!!
「っ!?」
いきなりは透を抱きしめた。
「やべーよ、透。可愛すぎだって〜!!」
お前が女なのか自信なくなってきてある意味一番やベーよ
本当に周りに迷惑かけるのやめてください!
「な な な な な・・・!」
透は何ですか!?と聴きたいようだ。
真っ赤になりながら声を言葉にしようとの腕の中で透が頑張っている。
「「透(本田さん)を放せ」」
白馬の王子様'sとうじょー。
やっぱり夾と由希は黙っちゃいなかった。
すぐさま透の近くにやってきてと透を引き離す。
夾はを睨みながら。
「こっえーなー。睨むなって。てか、女の子を睨むなんて何様のつもりだ。おい。」
「はっ、お前が女?ありえねーよ!」
夾が吐き捨てるように言った。
・・・ごめん。一応、女の子なんだ。
でもその言い方は良くないなぁ〜、だって傷ついちゃうよ!
「それが実はありえる話なんだよね〜。」
今まであまり言葉を発しなかった紫呉が笑いながら言った。
夾と由希が「え」と言いながら2人一緒にを見つめた。
全く仲が悪いんだか良いんだか。
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またまた、大暴走でした。
由希と夾はが女の子って事わかってないです。
今も理解出来てないです。