なぜかゆっきーと夾の反感を買ってしまったらしいです。
原因は俺が透に抱きついてるかららしいんだけど・・・
別によくね?










09.喧嘩に性別なんて関係ねぇよ

   ・・・いや、とっても関係あると思うんですけどね。











「「本田さん(透)を放せ。」」




王子様'sの登場だ。
一部始終 見ていた由希と夾が同時にの肩に手をのせた。



「あっ、由希くん、夾くん」

「嫌だな〜。夾、怒ってるって表情で語りすぎ!ゆっきーは〜、笑顔が黒いぞ





どこまでのん気なんですかこの子は・・・!!





異常なまでのん気なに苛立ちが増し、耐え切れなくなった夾がに殴りかかろうとする・・・
が、一応 も女の子なので夾は手を出すことが出来なかった。
うん、夾くんは常識人だよね!!


でも・・・、第1ラウンドはの勝ちっ!!





第2ラウンドは由希。
果たしては由希の氷の笑みに勝てるのか!?




「・・・ねぇ、本当に本田さんから放れてよ・・・」




微笑。


・・・出ました。プリンス由希の必殺技!!
由希の半径2メートル内は吹雪いております!
クラスメイトは2メートル以内に入れないようだ。
というか、誰もそんな自ら命をおとしに行くような事はしない。
夾とは違って精神的ダメージです。




「・・・。」




あらー、透 冷汗ダラダラ〜。
見てるこっちも冷汗が出てきそうだわ。

はまだ透を開放しようとしない。



もう!人に迷惑かけちゃいけないって言ってるのに!!
クラスの皆が可哀相だよ!!



夾なんて氷の微笑の攻撃が直撃して倒れてるよ!?




「早く離れてよ」
「嫌だね〜!なんでゆっきーに言われて離れなきゃいけないんだよ」



ベーっと由希に向かってあっかべーをした。
子どもみたいだな。



「・・・本田さんが嫌がってるじゃないか」



由希がずっと黒い笑みをに向けております。
はっきり言って怖すぎです。
ちっちゃい子が見たらきっと泣き出しちゃいます。
・・・おっと、高校生でも何人か泣いちゃってるや。
しかーし!そんな顔にも負けず、我らがはへらへらと笑っています!
由希との間には温度差が!!



前言撤回。
この子、由希に黒い笑みを向けられてる事に気づいてないです。





どんだけ 図太いんだよ、お前・・・!!





「・・・、由希そろそろやめなよ・・・」




新キャラとうじょーーー。




「春っ!?」
「撥春さん!?」
「おっ、春じゃん。」



上から由希、透、となっております。
そう、いきなり出現したのは皆さんお馴染み撥春でした。



「クラスの人たち困ってるよ・・・?」



「「「「(わかってくれてありがとう・・・!!)」」」」



クラスの心が一つになった瞬間でした。



「ちぇ、春が言うんじゃしょーがないや。」



やっとは透を放した。




撥春さんありがとう・・・!
常識人でありがとう・・・!
そんで一番にを止めてくれてありがとう・・・!



皆、撥春に感謝した。










  





・・・由希、黒いなー。