助けて、神サマ、仏サマーーー！！
ママンでも良いから！
誰か助けて！！










12.鬼ごっこ










只今、が現実逃避中。



「だっけ？･･･潔く諦めたら･･･？」
「嫌だ！春はアイツの恐ろしさを知らないから言えるんだ！！」
「えぇ？僕ってそんなの怖いの〜？」
「俺にとっちゃその喋り方でさえ怖いんだよ！！･･･あ」
「やっと、耳が聴こえるようになったんだね！」
「･･･」



、墓穴掘りました。
冷汗ダラダラ〜。
いやぁ〜、ココまで焦るは本当に本当に珍しいね！
いつも馬鹿みたいに行き当たりばったりのハイテンション野郎だからねっ！


･･･ちょっと酷すぎたかな？





「春！助けてください･･･！！」
「ヤダ」
「即答っスか！？」
「だって、被害　俺に来るし･･･」



春に嫌だと即答されてが落ち込んでいます。
紅葉はそんなを見てにっこり笑っています。
多分、クラスメイトには天使の微笑みに見えていることでしょう。
には魔王の微笑みに見えてると思うけど。



「･･･うぅ。じゃぁ、夾！！」
「は？なんで俺なんだよ！」
「暇そうだから」
「ふざけ「ちぇ、駄目か。じゃ、ゆっきー！！･･･あ、やっぱいいや。」」



ビバ！自分勝手って感じだね！
、周りの人に迷惑かけちゃ駄目！！





「ー」


「ぎゃーーーーーーー！！なんか来たーーーーーー！！近づくなぁーーーーーー！！！」




紅葉がに近づこうとする。
それに比例してが後ずさり。


どんだけ嫌ってるんですか。
クラスの皆、引いてるよ？





さて、勝手に始めてしまいました。
本気と書いてマジと読む鬼ごっこ！
ネームセンスは気にしないでください！！
鬼は皆さんご存知、草摩　紅葉！！
は紅葉から逃げ切れるでしょうかぁ！？


おっと！が机で道をふさいだ！！
には珍しい頭脳プレイだ！！
さすがの紅葉もこれでは進めないでしょう！！

、一歩リードか！？

あぁ！！紅葉が机の上にのったぁ！！
速い速い！あっという間にに近づいた！
そしてを捕まえたぁーーーー！！



凄いぞ紅葉！




ドンマイ！




「つーかまえたっ」





「ぎゃーーーーーーー！！助けてぇ！！」












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微妙なとこで切っちゃいました。