無理なんだって!アイツだけは!
何でもするから、助けてーー!!
13.草摩家の秘密
「・・・ねぇ、春」
「ん?何、由希」
「さんって紅葉の事 嫌いなの?」
「ん〜。嫌いって事はないと思う・・・。苦手だって言ってたような気がする。」
「撥春さん!止めなくていいんでしょうか!?紅葉くんがさんに抱きつこうとしてるのですか・・・!」
またまた冷汗ダラダラの透が撥春と久々に喋れる由希のところへ走ってきた。
息切れをしているのを見ると全力で走ってきたのだろう。
そして只今のと紅葉の状況。
紅葉がに抱きつこうとしています。
乙女にはおいしいね
「え・・・?あ、ホントだ」
「ホントだって・・・。そんなにのん気でいいのかよ」
「だって、俺たちの秘密 知ってるし・・・」
「「「・・・・・・・・・は?」」」
「あ、でもココ人いっぱい居るからそろそろ止めないとね」
撥春サン。君、普通に3人の言葉 スルーしたよね。
うん、春はマイペースだね
「紅葉、やめてあげな。、困ってる。」
「えぇー」
「えぇじゃない。それに人が多すぎる」
「・・・・・わかった」
撥春の説得に紅葉は渋々頷いた。
は・・・あ、泣きそう。
え、泣きそう?
どうしたのーーーー!?ーーー!!
原因はわかってるけど・・・らしくないよーーー!!
「春。ありがとう・・・!!」
あ、うれし泣きでしたか。
そうだよね〜、が泣くわけないよね〜。
「別に・・・」
「じゃ、俺 サボるから!!」
あれ〜?
泣きそうだと思ったら、撥春に感謝の言葉を言って教室出て行っちゃいましたよ〜?
いいんですか!?繭ちゃん!
・・・て、繭ちゃんもう居ないし。
「俺らも教室 帰ろうか・・・」
「うん。皆、バイバーイ」
「「「「バ、バイバイ」」」」
またクラスの皆で声揃ってますよ〜。
が出て行くと撥春と紅葉も教室を後にした。
数分間、誰も喋らない。
そんなに衝撃があったのでしょうか?
「・・・・・・なんか、嵐みたいな奴らだったな」
誰だかわからないけど呟いた。
← →
、草摩家の秘密 知ってました。
その事は後々出て来ます。多分・・・。